キャリア散歩道 ~いままでとこれから~

主に自分の昔を振り返りながら、今に至るまでをゆるくかいていければと思います

45時間超えで冷や汗!50代管理職が突き止めた残業激増の真犯人は「勤務時間の7割」を占める会議だった

「残業削減を宣言したのに目標に届かず、月末のタイムカードの前で頭を抱えた経験はありませんか」。40代や50代の私たちは、上からの厳格な指示と現場のドタバタに挟まれ、家では家族の生活や施設にいる父のケアも気にかける多忙な日々を送っています。「今月こそ定時退社を!」と威勢よく誓ったものの、結果がついてこないと冷や汗が噴き出しますよね。ただでさえやることが山積みの中で、減らない数字と格闘させられると胃のあたりがキューッと絞られる思いです。しかし、予定オーバーに冷や冷やしたとき、私は「根性論で時間を削ろうとするのをやめ、自分の労働時間を喰いつくす本当の正体を冷徹に見定め、仕組みから見直すことこそが責任者の責務なのだ」と痛感しました。

先日、7月が終わり、残業時間が確定しました。

4月から6月まで毎月60〜80時間という大残業が続き、上司から「新しい部下も配属したのだから7月は絶対に45時間以内に収めるように」と釘を刺されていました。私も「何とかなると思います。」と伝えていたのですが、集計してみたら結果はなんと50時間オーバー。冷や汗を拭いながら、上司の顔を思い浮かべて残業時間を修正する羽目になりました。なぜこれほど時間が膨らむのか冷静に振り返ると、組織の責任者になってから激増した会議が原因です。先週も通常勤務の実に7割近くが会議で消え去り、実務は全て定時後に回っていました。経営学者ドラッカーが「人は仕事をするか会議に出るかだ」と見抜いた通り、この2つは両立しません。これこそが自社の生産性を阻む諸悪の根源だと確信したわけです。

会議という名の「時間喰い虫」に振り回されず、残業の沼から抜け出すコツは、「不要な会議をバッサリ削る割り切り」を持つしかないと思います。

例えば、「念のため出席」している定例ミーティングの参加を思い切って見送り、議事録の確認だけに留めるルールを自分で作ること。さらには、自分が主催する会議は時間を従来の半分、例えば30分と設定し、ゲームのタイムアタック感覚でテンポよく結論を出すことです。注意点は、「自分が出ないと回らないはずだ」と自尊心に引きずられ、すべての打ち合わせに顔を出してしまうことです。手放す勇気こそが、チームの時間を守る防波堤になります。

ガチガチの自己犠牲で時間を捻出するよりも、「この会議、本当に要る?」とユーモラスに疑ってみる軽やかさこそが、長丁場の会社員生活を乗り切る武器になると感じています。

今後、上司とも現状を相談し、対応が検討できればと思っています。これまで幾多の修羅場を経験し、そのたびに持ち前の柔軟さで帳尻を合わせてきた私だからこそ、ここで自分を追い詰めすぎることなく、組織の無駄な時間を面白がりながら削減していけるはずです。変わりゆく現実のなかでも、澤野弘之さんの重厚で疾走感あふれるサウンドを胸に響かせながら、愛する妻や娘との温かい家庭を一番の守るべき拠点にして、これからの組織改革もマイペースに突き進んでいきたい、そう強く思いました。