「休日にしっかりリフレッシュして早く寝たはずなのに、翌日なぜか強烈な睡魔に襲われて白目を剥きそうになったことはありませんか」。40代や50代の私たちは、職場の重責や残業をこなしつつ、家では家族のサポート、さらに施設にいる父の様子も気にかけ、常にエンジンをフル回転させています。だからこそ休日はアクティブに動いて体力をつけようと張り切るのですが、それが裏目に出て平日にガス欠を起こしては本末転倒ですよね。良かれと思ってやった健康管理で逆にノックアウト寸前になったとき、私は「がむしゃらに体力を鍛え上げようとするよりも、今の自分のリアルな疲労度に合わせて、運動のボリュームをつまみ調整することこそが、大人のパフォーマンスを保つ秘訣なのだ」と痛感しました。
今週の月曜日、転職面接の本番を迎えるため、私は会社を14時に退社しました。
大仕事を前に気合十分のはずが、向かう電車のシートに腰掛けた瞬間、泥のような睡魔がドッと押し寄せてきたのです。まぶたに10キロの重りがついたかのように猛烈に眠く、頭が何度もカクンと揺れました。前日の日曜夜は、ジムで筋トレをこなし、さらにウォーキング20分、バイク20分とフルコースで汗を流して早めに布団に入ったのです。それなのに夜中にふと目が覚めてしまい、トータルの睡眠は6時間半ほど。面接後にこの謎の激しい疲労感をAIに相談してみたところ、「普段の残業時間を考えると、週末のトレーニングの負荷が完全にオーバーフローしています」とズバリ指摘され、目からウロコが落ちました。
平日のパフォーマンスを落とさずに、週末の運動を楽しく継続するコツは、若い頃と同じメニューを真面目にこなそうとするのをやめて、ゲームの難易度を下げるように「有酸素運動をどちらか片方だけにする」ことです。
一つ目は、筋トレのあとにウォーキングとバイクの両方を欲張ってハシゴせず、どちらか20分だけにしてサクッと切り上げること。二つ目は、夜中に目が覚めて睡眠が削れた日は、翌日のスケジュールを詰め込まずに、移動中などに10分でも目を閉じて脳内を小まめに再起動させることです。注意点は、「疲れているのは自分の気合いが足りないからだ」と、根性論でさらに負荷を増やしてしまうことです。体からのアラートを無視し続けると、いつか大きなエラーを起こしてしまいます。
自分の肉体をガチガチのプログラムで縛るよりも、その日のコンディションに合わせて「今日は軽めにしておこう」と緩められるしなやかさこそが、長丁場を乗り切る大人の知恵なのだと感じています。
まずは次の週末のジムメニューをいつもより減らす「引き算の計画」をのんびり立ててみることから始めてみようと思います。これまで環境の変化や想定外のトラブルにその都度帳尻を合わせ、タフに生き抜いてきた私だからこそ、ここで自分の体と不器用に喧嘩することなく、上手くなだめすかして付き合っていけるはずです。変わりゆく現実のなかでも、King Gnuの躍動感あふれるリズムを心の中で刻んでポジティブに活力を補給しながら、大好きな家族と過ごす温かい日常をすべての活動のベースキャンプにして、日々の仕事もアクティビティも欲張らず、快調に進めていきたい、そう強く思いました。